遊休地に収益物件を建築、相続対策にも

やはり土地をしっかり守らなくてはという意識は強かったです。収支目的ではなく、相続税対策として始めたアパート運営でしたので、維持費、管理費は出し惜しみすることはなかったです。

そして私は100％人柄重視なところがあります。やはりいくら営業面でやり手でも信頼関係がなくては任せられないと思うのですから。その点、新田社長は本当に人情味のある方で、それは昔から良い意味でお変わりないですね。

父が個人事業として経営をしておりましたが、会社として組織化いたしました。そこから相続税対策だけではなく収益性も重視することを視野に入れました。

私が新しいことに挑戦する際に会長である父が頭ごなしに否定するのではなく、とりあえずやってみろと背中を押してくれるのはありがたいですね。

正直まだ目途がたっていないのが現状ですが、土地建物は預かりものだと思っておりますので、減らすことなく次の代へと繋げていきたいです。父が30年以上にわたり守ってくれていた物件を取り壊さず、リノベーションや間取りの変更等も行いながら、今現在も賃料が準新築並みに設定できておりますのは、タウングループさんの協力もあると思うので今後ともお願いしたいです。

住まいを貸しているオーナーと、借りている入居者、2つの相違する顧客とやり取りをしなくてはいけないのでつくづく難しい商売だなとは思います。しかし入居者の満足度が低いとこちら側としてもマイナスになってしまうので上手いことバランスを取っていただくようお願い致します。またオーナーにとって空室の期間が出てしまいますとコストがかかってしまうので、いかに間を埋められるか、今後とも模索をし続けていただきたいです。