管理会社は英語で何と言う?管理会社の概要や業務についても解説!
「不動産管理会社」は英語で何というのでしょうか。英語にすると難しく感じる方もいるかもしれませんが、単語で分けて見ると容易です。
この記事では、不動産管理会社の英語での言い方や、それぞれの単語の意味を解説します。また、不動産会社の概要や業務内容について紹介します。
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不動産管理会社は、英語でいうと「Real estate management company」です。「Real estate」は不動産、「manage」は管理する、「company」は会社を意味します。
また、財産管理会社は「Asset Management company」というのが一般的です。「Asset」は資産を意味する単語です。
中には、「Estate management company」と呼ぶこともあり、「Estate」は財産を意味しています。-
不動産管理会社とは、大家(オーナー)に代わって賃貸物件の管理やメンテナンスを行う会社です。管理会社は大家と入居者、双方が満足のいく住環境を整えます。不動産経営に関する大半の業務を行うため、大家にとって大切なパートナーであるといえるでしょう。
よく不動産仲介会社と間違われることがありますが、業務内容は大きく異なります。不動産仲介会社は、主に不動産売買・賃貸契約に関する業務を取り扱い、買主・売主・借主・貸主などからの依頼で物件情報を提案するのが仕事です。-
不動産管理会社の業務は多岐にわたりますが、大きく分けて「賃貸管理」と「建物管理」の2種類があります。ここでは、それぞれの業務内容を詳しく見ていきましょう。
<賃貸管理の主な業務>
入居者の募集
管理している物件に空室がある場合、入居者を募集するのも管理会社の業務です。入居者が決まると、成功報酬として家賃の半月分〜1か月分の仲介手数料を大家さんと入居者から受け取ります。
賃貸契約関係手続き
新しい入居者が決まった際の新規賃貸契約手続きや、契約期間が過ぎた後も継続して住む入居者への契約更新手続きをします。
家賃の集金
毎月の家賃集金を行います。家賃を滞納している入居者がいる場合は、督促と回収が必要です。
クレーム対応
設備や共用部に関する相談や、入居者同士のトラブルなどへの対応も管理会社の業務です。よくあるクレーム例として騒音、異臭・悪臭、水漏れ、ゴミ出しのルール違反、共用部に私物が置かれている、ペットの飼育に関する問題などがあります。
退去時の立ち会いと清算
入居者が退去する際は、立ち会いと敷金の精算などを行います。
修繕工事の手配
退去後の壁紙やフローリングを原状回復するため、修繕工事の手配を行います。修繕工事は、適切なタイミングを見極めて、どの業者に修繕を依頼するかをしっかりと検討しなければなりません。なお、この業務に関しては建物管理の会社が行う場合もあります。
<建物管理の主な業務>
建物の維持管理
物件の価値を維持するためには、日頃から建物のメンテナンスが必要です。外壁、屋上、共用部、エントランス、駐車場、庭などを定期的に点検し、必要に応じて修繕を行ったり、工事の手配をしたりします。
設備の維持管理
設備に関しては「法定点検」と「任意点検」の2種類があり、法定点検とは各種法律に基づき点検が義務化されているもので、任意点検は管理会社が任意で行います。
なお、法定点検の主な内容は以下の通りです。
・消防用設備の点検
・簡易専用水道の検査
・浄化槽の保守点検、清掃、定期的な水質検査
・エレベーターの定期検査
清掃業務
清掃業務には、掃き掃除などの「日常清掃業務」と、高圧洗浄などを行う「定期清掃業務」があります。清掃することで建物の美観を維持し、入居者の快適な暮らしを保つのです。また、物件を綺麗な状態に保つことと不審者の侵入防止にもつながる効果があります。
長期修繕計画の作成
長期修繕計画とは、マンションの大規模修繕や定期点検の予定を10~20年といった長期的な期間を見据えて作成する計画です。定期的な点検・修繕を通して、マンションの寿命を延ばして快適な居住環境を保ち、資産価値を維持する目的があります。-
不動産管理会社とは、大家(オーナー)に代わって賃貸物件の管理やメンテナンスを行う会社です。不動産管理会社は英語で「Real estate management company」といいます。不動産管理会社の業務は多岐にわたりますが、大きく分けて「賃貸管理」と「建物管理」の2種類あり、それらの業務によって大家と入居者、双方が満足のいく住環境を整えるのです。
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